2011年9月20日火曜日

Libération(リベラシオン)社訪問

曇。
朝のメールチェック。
ディックさん、ヌーインさんよりメールあり。
京都に着いたらカイの家に泊る事になっているヌーインさんから、家に着いたと報告メール。部屋の中でラシムにお姫様だっこをされた写真付き。
T社のKさん、猫写真集の表紙裏に入れる猫MAPデータ送ってくる。表紙のデザイン、文字はもっと目立つほうがいいとのことなので、考え直し。

カイは先にエスパス・ジャポンへ向い、本とプロフィールのコピーをとりに行く。

14時、グザヴィエとリベラシオン社へ向う。カイとは近くの本屋で合流。
ニコラさんという女性が応対してくれて、社内を案内してくれる。
普段、一般には中を見せないらしく、毎日リベラシオン紙を購読しているグザヴィエは少し興奮気味。
中での撮影は、人を撮る時だけ声をかけてOKをとってからにしてほしいといわれる。政治的な問題を扱う記者が多いので顔を知られるとまずいこともあるのだそうだ。

インベーダーが描かれたリベラシオン社の屋上テラス。この絵を描いたアーチストは世界中の壁にインベーダーの絵を描いている「INVADER」という名前のアーチスト。

資料置き場。

リベラシオン紙のゲラ刷り。電車の車両のように並べられている。

過去のリベラシオン紙がここに全て保管されている。

リベラシオンの写真記者の重装備。


カイがニコラさんに写真集をプレゼントすると、お礼にLibé特製スケジュール帳と、毎回Libé紙の最後のページに連載されるポートレイト記事(1994-2004)をまとめた本をくれる。

カイと私はいったん、エスパス・ジャポンへ戻り、そのあとマレ地区で森山大道の写真展をやっているというギャラリー「Polka」を訪ねるが、2日前に終わったばかりだと言われる。残念そうにしていると、ギャラリーの人が、ファイルでよければ、といって大道の作品ファイルを見せてくれた。

マレ地区の本屋の棚。本屋に行くと必ず写真集コーナーの日本人の名前をチェックする。ここには篠山紀信「パリ」、細江英公「薔薇刑」、荒木経惟、森山大道の写真集がある。

近くの建物の門の中にルイ14世像を発見。

結局、目的は果たせずメトロで帰る。

メトロにて。

今晩、夕食に招待してくれたマダム・ブルベスから電話がないので、グザヴィエに代りに電話してもらい、今日はとても疲れているのでディナーはキャンセルしてもらう。

グザヴィエが、6月のインベーダー版リベラシオン紙を見せてくれる。リベラシオン社の屋上にペイントをした記念に、この日の新聞はインベーダー氏がデザインに関わり、文字がところどころインベーダーの模様になっている。ネットでこのアーチストの映像をいろいろ見せてもらうが、とても面白い。
パリの街角でもときどき彼の作品を見かけるが、もちろんパリでも落書きは犯罪の内なので、このアーチストはいつも顔を見せないようにしているのだとか。(http://www.space-invaders.com/som.html

夕食はカイが作ってくれる。鶏と野菜のスープ、タイ米を炊いたごはん。
ファビエンヌは9時頃帰宅。グザヴィエと彼女は10月初めに日本に旅行にいくが、その前に終わらせる仕事が多くて毎日遅くまで働いている。

トーフ。本棚にはグザヴィエの友人アニエス・ジアールの本"Dictionnaire de l'amour et du plaisir au Japon(日本における愛と快楽の辞典)」などが見える。