2010年2月28日日曜日

ヨーロッパからの刺激

先日、ほんやら洞で、フランス人アーチスト(映像作家、写真家)のキャロルが、パートナーのピエール(漫画家、イラストレーター)と一緒に作った本「EUROPA」を見せてくれた。
それは、彼女たちが訪れたヨーロッパの都市で、キャロルは写真を撮り、ピエールは筆ペンで描いたスケッチを、どのページも見開きで二人の作品を左右に並べた作品集だった。
絵を描いた場所や写真を撮った場所を、道の通り名まで記されているような詳細な地図上にマークして、それらの都市を合成した一つの大きなマップを作り、作品集とセットにしていた。
そのマップがすごくおもしろい!
例えば、彼らの住む街・フランスのアングレムの隣にスペインのバルセロナがあったり、バルセロナの東側は海になっていて、対岸にイタリアのヴェニスがあったりして……。
彼女の写真は、透明感があって、穏やかなとてもいい感じ。

最近は、日々のいろんなことに忙殺されて、自分の写真や絵がおろそかになっている。
彼らに刺激を受けて、カイさんの写真の仕事にもっと力を入れてやっていこうという気持ちが、再びわいてきた。そして、これからは自分もまた、人に見せられるような作品をつくっていこうと心に決めた。

キャロルのホームページ