2010年5月11日火曜日

雨の一日


一日中、雨。雨はそんなにひどくないが、とても寒い。
甲斐は傘をさしたままだと撮影しにくい、といって、あまり撮らず。昨日メトロで、定期券に写真を貼っていないのを警告されたので、証明写真を撮りに行く。グザビエは仕事で外出。
証明写真を撮った後、家の近所で買物して、寒いのですぐに帰る。ワイン、パン、パスタ、牛乳、シャンプー、リンスなどを買う。
パリに来て初めて、何も予定がなく、ゆっくり出来た一日。
私はPC作業、甲斐は原稿書きなど、それぞれの仕事をする。

最初、グザビエの家には一週間のつもりだったが、他に泊まるあてがないので、もう一週間いてもいいと言ってくれる。

2010年5月10日月曜日

甲斐、初メトロ/ジャン・フィリップ・トゥーサンら来場


13時、ニュース・ダイジェストの取材のため、甲斐は先にギャラリーへ。その前に、メトロの1週間分の定期を買いに行く。私はグザビエの家にいったん戻り、PC作業。夕方、本屋でジャン・フィリップ・トゥーサンの一番新しい本「La Vétité sur Marie」を買い、銀行で現金をおろしてからギャラリーへ向かう。

ギャラリーに着いた途端、西川さんが、パナソニックから借りていたプロジェクターとスクリーンを返却に行ってくれとお金を渡され、郊外までタクシーで返却にいく。タクシーの運転手が話しかけてきて、車の中でいろんな話をする。展覧会のDMを渡すと、会場に行ったら「さちこに会いに来た」というよ、と言ってくれる。帰りは定期があるのでメトロで戻る。

18時、ギャラリーにジャン・フィリップ・トゥーサンと奥さん、息子のジョン君、アラン・ラメット、ナディア、フィリップ・アダムなどが集まる。ジャン・フィリップは大きなボトルのイタリアワインをお土産にくれる。
本当はそのメンバーで食べに行くはずだったのだが、ギャラリーの西川さんが皆を引き留め、日本人の若手音楽家などを呼んで、ワインや食べ物を用意し、ミニ・パーティーになる。
ピアニストの男の子が数曲披露した後、ピアノの伴奏にあわせて、ナディア、ジョン君、西川さんがシャンソンを歌い、楽しいひとときを過ごす。





甲斐は、今日初めて一人でメトロに乗った。運悪く、切符を調べに車掌が入ってきて、定期を買ったばかりで写真を貼っていなかったので何か言われたが、言葉がわからず、メルシー("merci"ありがとう)、ダッコー("d'accord"分かった)と知っている限りのフランス語を繰り返してその場を乗り切ったらしい。

2010年5月9日日曜日

Montreuil泥棒市・蚤の市/Père Lachaise墓地

午後1時頃、Montreuilの蚤の市に行く。メトロを降りると、蚤の市のある場所まで、ずっと泥棒市が並んでいる。ものすごい人。黒人、アラブ系の人種が多い。甲斐は蚤の市で3ユーロの半袖のYシャツを1枚買う。





午後3時半頃、グザビエの家に戻り、4時半頃、コリーヌさん来る。
コリーヌさんとグザビエと一緒に、近所を散歩。今はきれいな公園になっているが、1900年まで刑務所だった場所の前を通る。出入口の門の向かい側の道に、四角い石が3つ埋め込まれていて、そこは昔ギロチン台があった跡らしい。


グザビエと別れ、コリーヌさん、甲斐、私の3人でパリで一番大きな墓地Père Lachaiseの中を散歩する。墓地といっても公園のようにきれいな場所。入口には著名人の墓地の場所を記した地図が看板にしてあったが、覚えられないので適当にぶらぶら歩く。途中で偶然、アンドレ・ブルトンやラヴェルの墓を見つける。6時に門が閉められているのに気づかず歩いていると、車で監視人が呼びに来た。私たちが最後だったらしく、裏口から追い出される。



散歩の後、コリーヌさんと近くのカフェに入り、ワインとチーズ。


グザビエの家に帰ると、ファビアンヌがきのうマルシェで買った材料で、魚料理を用意してくれる。とても美味しくいただく。

2010年5月8日土曜日

市場/本屋/集会場

午前中、グザビエの家のすぐ近くで大きなマルシェ(市場)が出るというので、撮影に行く。
野菜、果物、魚、肉、チーズ、ワインetc.何でも揃っている。たくさんの人。

午後3時半、メトロのVoltaire駅のホームでナディアさんと待ち合わせ。グザビエ、ナディアと4人でギャラリーに向かう。
昨日行った本屋(La Chambre Claire)に持っていくための写真集をギャラリーから持ち出し、バスでSaint Germain des-Prés(サン・ジェルマン・デ・プレ)へ向かう。
La Chambre Claireは、ブレッソンやドアノーもよく来ていたらしく、美術書で有名な本屋。店主はとても感じがよく、甲斐の写真集を早速置いてくれることになる。とりあえずあるだけの写真集にサインをして、足りない分は来週持って行くことにする。

午後7時すぎ、甲斐と私がギャラリーに戻ると、杉村さんの友人で、部屋を貸してくれると言ってくれている呂さんが待っている。呂さんと12区のAligreという大きな市場の前にある、昔、呂さんが仲間とスクワットしていたという場所で今は"La Commune"という、いろんな人が集まって集会や展覧会、映画の上映会などをして自分たちで食事を作って食べたりするような場に連れていってもらう。呂さんはそこの人たち全員に甲斐のポスターやポストカードを見せて写真展の宣伝をしてくれる。
今日はスローフードやベジタリアンの集会があったらしく、食べ物は野菜と豆のスープだけ。ワインとパンと、食後にフレッシュ・チーズをデザートに食べる。

2010年5月7日金曜日

本屋まわり

今日は、昼までゆっくり眠る。
お昼に、グザビエが家族のようにつきあっているというアルジェリア人のレストランに行き、美味しいクスクスを食べる。カウンターでは常連客がサイコロのゲームをしており、グザビエが私たちを紹介すると、ゲームの説明をしてくれたり、実際、やってみせてくれたりして、楽しいひとときを過ごす。




食べた後、St-Germain des-Prés(サン・ジェルマン・デ・プレ)の近くのカフェでナディアさんと待ち合わせ、甲斐の本を置いてくれるという本屋に行き、交渉。その場で即、商談成立。本を現金で買い取るといわれ、喜ぶ。


散歩がてら、セーヌ沿いに歩いてPont Neuf(ポン・ヌフ)を渡る。




Châtelet(シャトレ)まで行く途中に、きれいな公園があり、そこにはマロニエの花が咲いていた。



メトロでRépublique(レピュブリック)まで。グザビエの友人の本屋に行き、甲斐の写真集を置いてもらえるように交渉する。ここでは、エマニュエル・ギベールやフィリップ・アダンなどと、6月再び訪れるということで話は終わる。置いてもらえる可能性はありそう。

2010年5月6日木曜日

パリ展準備/オープニング

5/4、ギャラリーで展覧会準備。
出発前日ギャラリー側が、急に額を探すのをやめて、パネル貼りでいこうと言ってきた。あまり気乗りはしなかったが、額がないというなら仕方ない。こちらで用意する訳にはいかないので。甲斐は「それならピンで直貼りでいい」と言ったが、ギャラリー側は「ピンではちょっと...」というので、絶対に印画紙にテープが残らないようにきれいにはがせるのならOKと承諾した。
午後、発泡ウレタンパッドパネル貼りを提案したFさんと一緒に画材を買い出しにいく。Fさんが案内した画材屋はすでになくなっており、2軒目に行った画材屋も閉まっていた。3軒目には用心して、行く前に電話をかけてから行く。ギャラリーの西川さんからは、その人に全部まかせておけばいい、という話だったのだが、画材を買うと、Fさんはさっさと帰ってしまった。
あまり気乗りしないまま、作業を始める。途中からアラン・ラメットさん、グザビエ、ファビアンヌが手伝いに来てくれる。
12時すぎ、メトロでグザビエ宅に帰宅。



5/5
1時半頃ギャラリーに行き、作業の続き。昨日に引き続き、アランさんが手伝ってくれる。
とにかく初日までに時間がないので、言われた通りに作業を黙々とやっていたが、パネルが全部(60枚)貼れたところで、そのパネルをボードに貼れ、と言われていたので試しにボードにあてがってみると、ものすごく陳腐なことに気づく。これでは売れない!と一瞬にして悟り、急遽、ボードに貼るのをやめにする。ギャラリーの西川さんにそう説明し、説得している内に、Yさんが「今から額のサンプルを数枚持っていく」と電話をくれ、額を持って来てくれたので、すがるような思いでYさんに頼ることにして、次の日のオープニングまでには間に合うように借りられるだけの額を借りることにする。
額にいれない部分の展示作業が終わったのは、午前3時。西川さんは、午前2時頃(日本は午前9時頃)から、いろんなところから祝辞をいただくため日本に電話攻撃。
帰りは西川さんの車で送ってもらって、午前4時すぎ帰宅。

5/6
展示作業の続き。Yさんの友人のアランさんが、額を14枚もってきてくれる。後からYさんも4枚。それで何とか表から見える1階部分はなんとか見られるようになる。
結局、展示準備が終わったのは、Vernissage(オープニング・パーティー)が始まる5分前。本当にギリギリ。
オープニング・パーティーは盛大、盛況に無事終了。
多くの方に来ていただく。



2010年5月5日水曜日

パリに到着

5/3の夜8時頃、パリに着く。
今日は、これからすぐギャラリーで搬入作業。
明日はギャラリーのVernissage(オープニング・パーティ)。
詳しくは、また時間ができたら書きます。