2010年5月6日木曜日

パリ展準備/オープニング

5/4、ギャラリーで展覧会準備。
出発前日ギャラリー側が、急に額を探すのをやめて、パネル貼りでいこうと言ってきた。あまり気乗りはしなかったが、額がないというなら仕方ない。こちらで用意する訳にはいかないので。甲斐は「それならピンで直貼りでいい」と言ったが、ギャラリー側は「ピンではちょっと...」というので、絶対に印画紙にテープが残らないようにきれいにはがせるのならOKと承諾した。
午後、発泡ウレタンパッドパネル貼りを提案したFさんと一緒に画材を買い出しにいく。Fさんが案内した画材屋はすでになくなっており、2軒目に行った画材屋も閉まっていた。3軒目には用心して、行く前に電話をかけてから行く。ギャラリーの西川さんからは、その人に全部まかせておけばいい、という話だったのだが、画材を買うと、Fさんはさっさと帰ってしまった。
あまり気乗りしないまま、作業を始める。途中からアラン・ラメットさん、グザビエ、ファビアンヌが手伝いに来てくれる。
12時すぎ、メトロでグザビエ宅に帰宅。



5/5
1時半頃ギャラリーに行き、作業の続き。昨日に引き続き、アランさんが手伝ってくれる。
とにかく初日までに時間がないので、言われた通りに作業を黙々とやっていたが、パネルが全部(60枚)貼れたところで、そのパネルをボードに貼れ、と言われていたので試しにボードにあてがってみると、ものすごく陳腐なことに気づく。これでは売れない!と一瞬にして悟り、急遽、ボードに貼るのをやめにする。ギャラリーの西川さんにそう説明し、説得している内に、Yさんが「今から額のサンプルを数枚持っていく」と電話をくれ、額を持って来てくれたので、すがるような思いでYさんに頼ることにして、次の日のオープニングまでには間に合うように借りられるだけの額を借りることにする。
額にいれない部分の展示作業が終わったのは、午前3時。西川さんは、午前2時頃(日本は午前9時頃)から、いろんなところから祝辞をいただくため日本に電話攻撃。
帰りは西川さんの車で送ってもらって、午前4時すぎ帰宅。

5/6
展示作業の続き。Yさんの友人のアランさんが、額を14枚もってきてくれる。後からYさんも4枚。それで何とか表から見える1階部分はなんとか見られるようになる。
結局、展示準備が終わったのは、Vernissage(オープニング・パーティー)が始まる5分前。本当にギリギリ。
オープニング・パーティーは盛大、盛況に無事終了。
多くの方に来ていただく。