2010年4月30日金曜日

挨拶まわり

一昨日と昨日の夜は、2日続けて暗室。ようやくフランス用に持っていくプリントが仕上る。
これで、やっと自分の荷物の準備ができる。

午後からは、甲斐と一緒にギャラリーSHINYA、JSB(パリのギャラリーを経営している会社)、丸保、玉屋珈琲に挨拶まわり。ポスター、紙袋、DMを持っていく。

昨日、京都新聞の後援許可が出たので、パリの西川さんにメールで送る。

27日の京都新聞文化欄に写真入りでパリ展の記事が出る。「5月3日から6月19日」と書かれているが、「5月6日から」の間違い。

明日からほんやら洞は、5月のあいだ店を開けてくれる伊藤さんが入ってくれる予定。甲斐の留守中、スリランカの写真家の展覧会、ライブ、出版記念パーティーなどのイベントも企画してくれる。

4月27日(火)、八文字屋でMilkymee、ryotaro、Ben(?)のライブがあった。お客さんはヴィラ九条山のレジデントたち、アメリカ人など外国人ばかりで、まるで日本じゃないみたい。


2010年4月25日日曜日

Milkymeeライブ@ヴィラ九条山


ヴィラ九条山のイベントに甲斐と一緒に行く。
アコーディオンのryotaroさんがMilkymeeとライブをするときいたので、それをききに行ったのに、手違いがあったのか、ryotaroさんは演奏せず、残念。
Milkymeeのライブは初めて見たけど、よかった。彼女の2人のお兄さんにも後でryotaroさんから紹介される。彼らもミュージシャンらしい。音楽一家。
明後日(4/27)八文字屋で彼女とryotaroのライブがあるので楽しみだ。


ライブの後、キャロル(映像作家)とピエール(イラストレーター/ヴィラのレジデント)の部屋に招待される。
昨日から日本に来ているキャロルの母ポリンヌ・ボダンさんにもお会いする。キャロルが撮った写真のアルバムや、ピエールの最新のイラストを見せてもらいながら楽しい時間を過ごす。
ピエールからは、好きな絵を一枚プレゼントする、と言われ、甲斐も私も一枚ずつ気に入った絵を選び、サインしてもらう。甲斐は自分の顔に似ているから、と言い、男性の顔のスケッチを選び、私は、結んであるおみくじを見ている女の子の後ろ姿のスケッチを選んだ。
今朝、ピエールのお姉さんが赤ちゃんを産んだという話をしていると、ピエールの友人から、今日子どもが生まれたとメールが入り、みんなびっくりする。

2010年4月23日金曜日

京都府の後援許可出る

京都府から甲斐パリ展の後援許可が出る。
あと、京都新聞の後援ももらえそう。

NHKハイビジョン番組の話が動き始めた。

昨日の暗室。大四切(11×14in)のプリントする。
いつもより遅く(pm.11時頃)開始。am.1時半頃、いつもより早く甲斐が帰宅したので作業が中断してしまう。今後のことについてetc.いろんな話をしているうちに、3時半すぎる。慌ててプリントを再開。5時すぎ、空が少し明るくなり始めたくらいにプリント終える。水洗を終え、乾燥させ、片付けを終えて布団に入ったのは7時頃。

甲斐インタビューの編集は、やっと最終段階。最後のチェックをしてもらう。これを返してもらったら、シルヴァンさんに仏訳をお願いする。私たちが出発するまでに翻訳が間に合わなくても、向こうで編集作業をして印刷できればいいと思っている。

パリに着いた日から始めの一週間泊めてもらう予定のグザヴィエから、宿泊OKのメールをもらい、ひとまず安心。その後の宿は、まだ決まっていない。

昨日ギャラリーで、エマニュエル、アランさん、西川さん、展示についての打ち合わせをしたらしい。どんなことを話し合ったのか、内容はまだ教えてもらっていない。

2010年4月19日月曜日

甲斐さん誕生日


4/18は甲斐さん61歳の誕生日。
私からはケーキとワインをプレゼント。
全然人が集まらなかったので、本人はちょっとガッカリしているかも。本人は、紙袋を売って旅費の足しにしようと思っていたみたいだけど、お客さんたちに避けられたのかな?
杉本秀太郎さんと恩田陸さんが花見の帰りに来店してくれたので、少しは元気になったけど。。。
私は終電で帰ったから、その後のことは分からない。

パリ行きの件、以前は私の分の旅費も全部出す、と言ってくれていたけど、この分じゃ、仕事で行くにしても、自腹になりそう。
まあ、いつものことだからはじめから期待はしていなかったけど、やっぱり、というか。いつまでたっても変わらない。
お金を工面するのは相当大変そうなので、無理は言わないようにしているが。
だから何としても、パリでの展覧会は成功させたいと思っている。

2010年4月17日土曜日

紙袋

でき上がった紙袋。
ヒモの色は3種類です。
紙はコーティングもされたしっかりした紙なので、かなり丈夫。


2010年4月15日木曜日

NHK WORLD放送/紙袋

昼12:00頃、NHKの古閑さんより、無事編集が終わり予定通り13:00のニュースで放送されるという電話あり。
13:00〜NHK Worldで甲斐の紹介がニュースとして放送されるのをリアルタイムで見る。
今日より5日間くらいは、ネット上でそのトピックだけ何度でも視聴できるらしい。

●NHK WORLD
http://www.nhk.or.jp/nhkworld/english/movie/feature45.html

紙袋が出来上がり、納品される。
ヒモが思っていたよりも安っぽくみえて少しがっかり。もっと細くて固めのヒモにすればよかった。まあ、今回は試作なので、次回からはそうするつもり。
ピンク、紫、赤の3種類あるが、紫が一番いい。
画面はとてもキレイな仕上がり。
これを少しでも売って、渡航費用にあてたいところ。

昨日、甲斐は一澤帆布の信三郎さんより渡航費を援助してもらう。
パリの西川さんからは、私の携帯に電話が何度もかかってきて、府へ提出する書類のこと、展示方法についてなどの打ち合わせをする。甲斐の写真を数点、オークションに出さないかという話ももちかけられる。
昨晩、八文字屋にHATAOさんとジュネーブのアンドレアスが来店。HATAOさんにはパリでの写真販売について相談にのってもらう。

2010年4月14日水曜日

パリ行き航空券/シーボルトハウス

昨日、やっとパリ行きの航空券を決めた。
それまで、4/22の大韓航空で押さえてもらっていたが、展覧会は5/6〜なので、早すぎる。でもそれより遅くなるとゴールデン・ウィークで料金が割高になる。しかも席がない。という状態だったが、ギリギリまで待とうということにして、やっと昨日、5/3発(スカンジナビア航空)のチケットが値段もそれほど高くなくとれそうだというので、そっちに変更することにした。
これでやっと一安心。

甲斐の日程は

《行き》
5/3(月) 伊丹8:00発→(1h10)→成田9:10着/11:40発→(11h25)→コペンハーゲン16:05着/18:15発→(2h00)→パリ20:15着

《帰り》
6/22(火) パリ11:10発→(1h55)→コペンハーゲン13:05着/15:45発→(10h50)→成田6/23(水) 9:35着

私は行きは同じで、帰りはもう少し長く滞在する。
宿は、お金がないので、知人の家を転々とする予定。

出発の予定が少し遅れたので、時間に余裕ができる。
これで、もう少しプリントができるようになった。

ライデンのシーボルトハウスで展覧会を企画してくれているディックさんよりメール。
2012年にシーボルトハウスで甲斐展ができるように、これからゆっくり準備していくことになる。

2010年4月10日土曜日

NHKの取材&読売新聞


昨日の午後はNHK国際放送の取材。
ほんやら洞を少し撮ってから、桝形商店街、鴨川の出町河原、京大西部講堂裏辺りの路地を歩く。途中の公園で子どもが遊んでいるいい光景にも出会える。暗室まで案内。
甲斐は前日の夜、風邪で熱が出たらしく、取材中は少し疲れた顔。

夜は八文字屋でも撮影。
前半の客層は常連客が少なく、甲斐あまり調子出ず。
常連客のオイタさんは、すばらしいコメントをしてくれる。バイトのカオリちゃんも。
取材が終わった後に、杉本秀太郎さんが、パリの西川さんの紹介で出版記念会に出席してくれた高木さんと来店。

放送は、日本以外の世界の主要都市で放送されます。(英語版)
日本のテレビで見ることはできませんが、インターネットのNHKworldで見ることができます。
4月15日 13:00〜 第1回放送予定。




4月9日の読売新聞京都版に、森記者が杉本さんを取材した「夢の抜け口」の紹介記事、掲載される。
その記事をスキャンして青草書房にメールで送る。
青草書房からは、出版記念会の時の門川市長の電報と、パーティーの写真が送られてくる。

パリで泊めてもらう予定のグザビエにメールを送る。
6月、同じギャラリーで甲斐と2人展をすることになっているフランスの漫画家エマニュエル・ギベールにもメール。

2010年4月8日木曜日

NHK用写真捜し

昨日の夜、甲斐は新幹線で帰ってくる。

NHK国際の古閑さんよりメールで、収録したい写真のリストが送られてくる。写真捜しのためほんやら洞&暗室へ。
依頼のものは、大体揃う。それプラス、ほんやら洞の初期の頃の店内やライブの様子、初期の八文字屋客の写真、若い頃の甲斐の写真、そして私のオススメのものも何点か欲しいとリクエストがあったので、適当に見繕っていると、かなりの量になってしまった。見ているとキリがないので、途中でやめる。

今日のバイトはクレマンスなので、夜は、久しぶりに八文字屋に飲みに行く。
先週も今週も、クレマンスとのエシャンジェを断って仕事に専念していたので、彼女にはお詫びのつもりで。
エレベーターに乗ろうとしたら、龍大の杉村昌昭先生と鉢合わせ、一緒にエレベーターに乗り込む。
東京でクマさんにもらったという、オーストラリア産の白ワインを飲む。付出のチョコレートの包み紙で、鶴や手裏剣を折ってみせると、クレマンスが喜んでくれる。
アコーディオン奏者・亮太郎さんが来て、パリでいつでも泊めてくれると言っている元ヴィラ九条山のレジデント(映像作家)のグザビエに、携帯からメールで、甲斐がパリに行く日を連絡してくれる。
YouTubeの甲斐のインタビューでは、最初と最後に「其の延長」でのryotaroライブの時の音楽を使わせてもらっている。今日、YouTubeに甲斐の画像を出してくれた管理人に頼んで、"music by ryotaro"と画面の下に入れてもらったことを報告する。

京都府文化芸術室の近藤さんより電話があり、パリ展の後援依頼の件で、数点確認される。さらに、ギャラリーの登記簿をメールで送ってほしいと言われたので、登記簿と、今日西川さんから送られてきた、甲斐展実行委員会の新しい組織表も添付で送る。

明日の午後は、ほんやら洞、八文字屋でNHK国際放送の取材。
昔、青空写真展をやった場所や、甲斐の普段の撮影している風景も撮りたいと。

2010年4月7日水曜日

ようやく花見

京都に戻ってしばらくゆっくりするつもりだったが、甲斐宛に、東京で出会った人からのメールや、パリのギャラリーからのメールや、フランスの友人からパリ展の問合せなどがある。
ほんやら洞のホームページ、コニカミノルタ展の案内がどこに出ているか分からなかったと言われたので、トップページにもってくる。

ようやく、花見をする。
5日の夜は円山公園。以前は枯れかけていた桜も今はだいぶ元気になった。強い生命力を感じる。



6日の鴨川、岡崎の疎水の桜は華やかに満開。





夕方からフィルムの現像15本。

NHK国際放送の古閑さんより、金曜日の午後、京都で取材をさせてほしいと連絡あり。青空写真展をした場所や、甲斐の普段の撮影風景、八文字屋などを撮りたい。また、使いたい写真を30点ほど選んで明日までにもう一度連絡する、と。

つい先程(a.m.1:00)ゴールデン街で飲んで帰ってきた甲斐より「明日(7日)の夜、京都に帰る」と電話あり。

在仏日本大使館のホームページに甲斐展の案内が出ています。
http://www.fr.emb-japan.go.jp/jp_fr/paris.html#r4

2010年4月5日月曜日

東京展覧会&出版記念パーティー

3/31(水)
一晩中暗室、プリント。
作業中、夜中の3時頃、突然玄関の電気がつけられ、暗室のカーテンを開ける者あり。甲斐の息子さんが友人2人を連れて泊まりにくる。急いでプリント中の印画紙を定着液に入れ、彼らを2階へ上げてから、作業を再開。すぐ後で甲斐も店を終えて帰宅する。

4/1(木)
東京へ展示用写真発送。パリ展ポスター納品。
夜11時、甲斐とともに夜行バスで東京へ。4列シートで座席が狭い。おまけに隣は巨体。高速道路は事故のため渋滞。

4/2(金)
朝8時、予定より1時間遅れでJR新宿駅前に到着。泊めてもらうワッキー邸(成増)へ直行。荷物を置いて、2〜3時間仮眠。
4時〜新宿コニカミノルタで搬入。舞踏家の工藤丈輝さん、青草書房のスタッフの方々に手伝ってもらい、8時頃まで作業。
搬入終了後、青草書房の方たちと、近くの「京町恋しぐれ」という店で食事。その後、ゴールデン街の「nagune」で工藤さんと合流して飲む。途中で元八文字屋バイトのナッちゃんも合流。終電一本前に乗って帰宅。


4/3(土)
コニカミノルタ「Kyoto behind Kyoto〜夢のパサージュ展」初日。
2時半〜NHK国際放送の取材。甲斐のコメントを撮影。中川五郎さんや、展覧会を見に来てくださった方からもコメントをとる。
5時〜青草書房の江六前さんが迎えにきてくれて、「夢の抜け口」出版記念パーティーの会場へタクシーで移動。
6時〜神楽坂の日本出版クラブ会館で杉本秀太郎・文/甲斐扶佐義・写真「夢の抜け口」(青草書房)の出版記念パーティー。
パーティーには、建築家の磯崎新氏、ピアニストの高橋悠治氏、作家の堀江敏幸氏、恩田陸氏なども出席。
9時〜出版パーティーの2次会。神楽坂のショットバー「ロゼッタ」。2次会は人数が多すぎて、急遽、もう1店増やして2ヶ所にわかれる。
11時、2次会終了。甲斐と私は疲れたのでワッキー邸へ帰る。他のメンバーはゴールデン街で朝まで呑んだらしい。


4/4(日)
甲斐は先にコニカミノルタへ。私は帰る用意をしてから会場へ。甲斐がカメラを一台持ち忘れたので届ける。
コニカミノルタの隣の会場では、渋谷敦志さんの展示もしている。名前に見覚えがあると思ったら、以前、京都のグループ写真展「How are you, photography?」展に出していた人らしい。私も以前、「How are you~?」展に出していたので名前を見たことがあったのだろう。ビルマ難民の写真。
7時まで会場にいて、回転寿司を食べた後、私ひとり、東京駅へ向かう。
甲斐はあと2〜3日東京に残って、東京でするべきことをする。明日はフォト・ジャーナリストの石川文洋さん、月曜社の神林さんと会う予定。
私と別れた後、甲斐は国分寺のほんやら洞で青ちゃんと合流。
東京駅に着いた途端、パリの西川さんより電話がある。
私は8時半の新幹線に文字通り飛び乗って、京都へ。

写真(上)コニカミノルタプラザ (下)出版記念パーティーでの甲斐、磯崎新氏、杉本秀太郎氏