2011年9月11日日曜日

マレ地区/ベルヴィル


雨のち晴れ。寒い。17℃/13℃。
朝、グザヴィエの家から徒歩でバスティーユまで歩く。マルシェをやっているので、少し覗く。




少しお腹がすいたので、Bricksという、生地にチーズや肉や野菜をはさんで焼いた、モロッコの食べ物を買って食べながら歩く。



バスティーユを抜け、マレ地区へ入る。
Place des Vosges(ヴォージュ広場)の脇にある、ヴィクトル・ユーゴーの家見学。入場無料、音声ガイド5ユーロ。私は以前一度、来た事があるので、カイだけ音声ガイドを借りる。

広場の隅でデモをやっていたので、見に行くと、集会に集まっている人の中で大きなシェパードを連れている男性が目につく。犬の写真を撮っていると、飼い主が突然私に犬のリードをもたせ、逆に写真を撮られる。

ある建物の中庭への扉が開いていて、自由に入れるようになっていたので、入ってみる。
通り抜けられるようになっており、抜けるとSt-Paul(サン・ポール)教会がすぐ近く。


ポンピドゥー・センター横のクレープ屋で休憩。
きれいな回廊をギャラリーにした場所があり、入ってみるとアフリカの子どもを描いた絵の展覧会をしていた。雨宿りがてらに見る。


昨年、Les Halls(レザール)の大きなショッピングモールの中の映画館でトイレが借りられたので、そこを目指して行くと、その敷地全部が工事中になっていて、ショッピングモールの建物は取り壊し中。トイレに行けず。
ようやく晴れてくる。
すぐ近くのモナ・リゼ書店でイスタンブールの写真集(3ユーロ)と、パリの写真集(9.90ユーロ)買う。


Hôtel de Ville(市庁舎)前の広場でカイが写真を撮っていると、若いカップルが「撮って撮って!」と男性の方が積極的に女性を抱きしめたりキスをしたりして、撮られたがる。ドアノーの「市庁舎前のキス」のような美しいものではないが、オモシロイ写真が撮れたかもしれない。


さすがに疲れてきたので、メトロでベルヴィルへ。
中華食品の店へ、夕食のための食材を買いに行く。店の中で、フランス人カップルに話しかけられ、寿司を作りたいのだけれど、調味料は何を使えばいいか、醤油は中国の醤油と日本の醤油とどちらがいいかなど質問され、できるだけ丁寧に答える。

ベルヴィル駅のすぐ近くの名物バー"Aux Folies"横の道(Rue Denoyez)は落書きだらけの通りで、カフェのテラス席が壁面にずらりと並んでいて、人がいっぱい。




通りの向い側の小さなギャラリーでは、ダンボール作品の展覧会をやっていた。建物全体がダンボールに包まれている。DJのようなアーティストが呼び込みをしていて、中に入ると壁から床、天井すべてダンボールで覆い尽くされていた。



ダンボール展のギャラリーの中から見た落書き通り。


19時、帰宅。
夕食を作る。鶏と野菜のスープ、鮭のムニエル。食後のチーズは、中心部だけにカビが入っているMorbier(モルビエ)。ブルーチーズ系の軽いもの。すごく美味しい。

ファビエンヌとグザヴィエは10月京都に来るのだが、その際、温泉旅行もしたいというので、相談にのる。ファビエンヌが候補としてネットで探していた温泉宿は、偶然にも、私がこの3月に友達と一緒にいった山中温泉の同じ旅館だったので、その旅館はとてもよかった、と勧めておいた。

グザヴィエが教えてくれた、Florent Chavouetが描いた「Manabeshima (真鍋島)」のマンガ(というかイラストルポ)すごくおもしろい。