2010年5月12日水曜日

エッフェル塔/ショー・ウインドーのポスター/Espace Japon


13h、矢野鉱造さんと会う約束。グザビエも一緒に行く。
メトロはEcole Militaireで下車、20分程はやく着いたのでエッフェル塔を見に行く。広場にはいろんな国の言葉で「平和」と書かれている近代的なオブジェが建っていた。広場に着いた途端、ほんやら洞をまかせている伊藤さんから電話がかかってくる。
矢野さんのオフィスは上品なアパートの1階にあった。矢野さん、甲斐、グザビエと4人で近くの韓国料理の店に行き、韓国のスキヤキを食べる。矢野さんは、展示の準備で額を貸してくれたり展示作業を手伝ってくれたり、大変お世話になった人。パリにはもう30年住んでいるらしい。自身は先週、イタリアのホテルで写真展をしたという。


矢野さんと別れた後、メトロに乗ってサン・ジェルマン・デ・プレの本屋に向かっている最中、西川さんから電話がある。今から買物に行くので、これから「京子」に買物に行くつもりなら、今からぼくが行くところで買った方が断然安いので、すぐにメトロを降りて地上に出ろ、と言われる。車で近くにいるのでピックアップすると。
言われるままに地上に出、車に乗せてもらって郊外の方の業務スーパー(Chez Métro)に連れて行ってもらう。スーパーの中はすごく寒い。業務用なので、個人で使う食材を買うには量が多すぎて、あまり買うものはなかった。買物カートは、大人が寝転んでも大丈夫なぐらい大きかった。グザビエは5リットル分のワインが入った箱を買う。




西川さんと買物の後、サン・ジェルマン・デ・プレで降ろしてもらう。
ナディアさんが、サン・ジェルマン・デ・プレの本屋「L'Écume des Pages」のショー・ウィンドーに甲斐展覧会のポスターを貼ってもらうよう頼んでくれ、ポスターが貼ってあるのを見つける。


本屋の後、エスパス・ジャポン(Espace Japon)に行く。
すでに閉館していたが、窓からのぞくと中に人がいて、窓ガラスをノックすると気づいてくれて戸を開けてもらう。展覧会は今年いっぱい予定が埋まっていて無理なので、なんとか一日、サイン会だけでもしてもらえないかとグザビエが交渉してくれるが、他の作家さんに悪いから、と断られる。当然のことなので仕方ない。
スタッフの人はとても感じがよく、ぜひ来年にでもしてもらえたら嬉しいと言ってくれる。おみやげに、ワインを注ぐ時、滴がこぼれないようにする道具をくれる。